細かいことあれこれ
     2005.Oct
 
気候-服装・神様!明日だけは絶対晴れにしてください
 
ンガリーの周囲は、ほとんど山に囲まれているので気候は大陸性、特に夏においては日中と朝晩の気温の変化に驚かされっぱなし。

 観光ベストシーズンは、もちろん4月から10月中旬。日照時間が他のヨーロッパ諸国に比べてかなり長いので、夜遊びも充実?現地人は夕食後、釣りに出かけたり、テラスでワイン片手にハンガリーの発展を遅くまで討論したり。この時期の服装の準備が一番厄介ですが、朝晩は薄手のセーターは必ず持参してください。日中は直射日光が日本に比べるとずっと強いので、サングラス、帽子は必需品。また夕立が多いので折り畳みの傘も持ちましょう。

 一方冬場は、日中でもマイナス10度以下に下がることもあり、例年10月下旬から暖房にお世話になり始めます。日本では桜がとっくに散る4月下旬でも、たまに暖房器具に火が灯ります。雪はあまり多くありませんが解けにくい雪のようで、街中でもアイスバーンが発生します。暖かい帽子が冬の必需品。背の高い金髪のお兄ちゃんが、ぼんぼりの付いた毛糸の帽子をかぶっているのは当たり前。劇場、コンサートホールなどに行く方は、暖房が強い場合が多いので、現地の人たちに倣って毛皮や厚いジャケットを羽織り、インナーを思いっきりドレスアップしてみては?

 それでも最近の世界的異常気象はハンガリーにも直撃、1997年春の大雨でドナウ川が2回もブダペスト市内で氾濫を起こしたり、1998年は記録的な暖冬だったりと、従来の案内では対応できないことがしばしば。2001年5月は35度を越えるほど。2003年の厳冬は、東部の街ザダルで今までの記録を6度も更新、マイナス30.9度を記録!2003年の5月は連日30度超、5月上旬としては記録的な34度・・・


飲料水・カルキ臭無し、結構いける?  

 基本的には安心して水道水を飲むことができますが、旅行や仕事などで疲れ気味だったり、極端にお腹が弱い方には、ミネラルウォーターをお勧めします。しかしハンガリー産のほとんどのミネラルウォーターは、炭酸ガス入りですので、どうしてもガス無しが欲しい方は、夏の王宮の丘かヴァーツィ通り周辺の屋台でフランス産のエヴィアンを買い求めてください。ほんの微炭酸なら我慢できるという方は、Kekkutiと言うメーカーのピンクラベルまたはKristalyvizのピンク・キャップが比較的手に入り易いでしょう。(Kristalyvizはブダペスト産ですので記念に一口どうぞ。)


お金:両替-再両替・闇レートがお得なのはもう昔の話

 本日のレート  街中の相場HUF1=約\0.55 
            JPY100=HUF177 10月29日現在
 値段の表示はハンガリーの通貨フォリント(HUF,Ft)です。

 ほとんどの銀行、両替所で日本円から現地通貨に両替することが可能。

 日本円の場合100円で何フォリントになるかの表示になので間違えないように(JPY100= HUF177.00など)。

 銀行やNo commisionと書かれている両替所は手数料を取りません。また4つ星以上のホテルでは泊まり客に対して米ドルに関し、通常より良いレートを扱っていることも有り。その日の両替レートにより両替すべきお得な場所が変わるので、(日本円、ドル、ユーロによっても異なる)長期滞在型の方はこまめなチェック等の努力が必要になります。

 ヴァーツィ通りのマクドナルド周辺で(現在でも)闇両替を持ちかけてくる輩がいるので、トラブルを避けたい方は徹底して無視を貫くこと。(リスクの割りにはいいレートではない!)

 外貨建のトラベラーズ・チェックは、一般のお店では使えません(ごく一部のお土産屋では可)。銀行、一部の両替所でフォリントに両替した方が便利です。

 硬貨は1、2、5、10、20、50、100フォリント、お札は200、500、1000、2000、5000、10000、20000フォリントになります。
 
 両替したらフォリントはもったいがらずに使い切りましょう!弱い通貨なのでお隣の国に行っても、再両替はひどく悪いレートでしかしてくれません。

 もちろん日本での再両替はできません。

 クレジット・カードも最近はレジでも使える所が増えてきましたが、日本との物価の差から来る感覚の違いで数万フォリント以上の支払いだと、カード会社からの確認に時間がかかります。カード普及率が日本の10分の1以下ですのでご理解を。


電話・日本と比べてあまりお安くない

 ハンガリーの国番号は36、ブダペストの市内番号は1。ハンガリー国内で市外電話をかけるときは06、例えば地方都市からブダペストへかける場合:06-1-相手の番号の順になります。

 携帯電話にかける場合、最初の06は国内であれば必ず付けます。(但し同じ携帯電話会社と契約している携帯電話からかける場合、最初の06をつける必要なし)

 ブダペスト市内の電話番号は1998年までの拡張工事のため変更した所が多く、古いガイドブックに載っている番号では通じない場合もあるので、再確認を。例:132-5427が332-5427へ。

 海外にかける場合は、最初に00で発信音のあとに国番号(日本は81)が続きます。ほとんどのホテルから直接海外に電話をかけられますし、公衆電話からもできます。
 
 公衆電話は硬貨用電話(10、20、50フォリント硬貨使用・最低料金20フォリント、携帯電話へかける場合40フォリント)かテレフォンカード用電話があります。テレフォンカードは郵便局や街の売店で購入可。

 ハンガリーの(古い)テレフォンカードを持っている方は、カードの裏面に有効期限が書いてありますので、よく確認してください。(テレカに賞味?期限があるなんて、なんて共産主義的響きなんでしょう)


  ハンガリー・インターネット事情

 最近は仕事だけでなくプライベートでもインターネットは必須(?)事項となりました。ハンガリーのインターネット事情についてのご質問が急増しまたので、ここでその疑問の解決方法を一挙にご案内します。

 ハンガリーの電圧は220V

 ノートパソコンを使用される場合、最近では殆どが100-240V対応だと思いますので、コンセントに差し込む変換プラグ(C型)を用意するだけで十分です。もし220V対応機種でない場合は変圧器を日本で購入が必須、但し、一般電化製品用と精密機器用(コンピュータ対応用など)がありますので、必ず精密機器用の変圧器をご用意ください。

 電源を確保したら次は電話線への接続です。電話線の接続コネクターは、日本と同じなので日本同様の環境で接続可能です。但し、宿泊先のホテルによっては、電話線の引き込み口が旧式の所もあります。安心して使用したい方はそれなりのホテル(4つ星以上)に滞在することをお勧めします。

 公衆電話には接続口がありません。

 コンピュータは持参しないけれど、インターネットやメールをや使用したいという方は、ブダペスト市内あるインターネット・カフェをご利用下さい。値段は10分間100-200フォリントがほとんど。長時間割引も用意されています。中心地ヴァーツィ通り周辺に7つ以上、中級ホテルが多いブラハ・ルイザ広場近くM2BlahaLujzaTer、西駅の近くにもあります。場所によっては日本語対応の機種があります。
 

ヴァーツィ通り周辺 Westel-enternet  
AMIInternetCafe  
EasyNetInternetCenter  
MatavBelvaros  
UniversityLibrary  
InternetCafe
Vaci u.1  
Vaci u.40  
Vaci u.19-21  
PetofiSandor u.17  
Ferenciek tere6  
Kecskemeti u.5
ブラハ・ルイザ周辺 CyberBridge Rakocsi ut51
西駅周辺 Kaveszunet Tatra u.12/B
 
 携帯電話から繋げたいという方は次項を参照。


携帯電話事情

 日本からのご旅行で、ハンガリー国内で携帯を使うという方は少ないかと思いますが、ヨーロッパ在住の方やビジネスでいらっしゃる方には、ちょっと小耳に挟みたい情報。ヨーロッパにお住まいで携帯電話をお持ちの方でしたら、内部のチップを替えるだけで、ハンガリーを基点とした料金で電話をかけることが出来ます。チップ購入場所はPannon GSM, Westel, Vodafoneで。目立つ看板を掲げて街中に店が溢れていますのですぐにわかります。

 ちなみにンタル携帯電話は、支払いはクレジット・カードのみですが、1日当たり5ドルで借りることができます。通話料はもちろん別途請求されますが、海外にも電話をかけることができます。支払いはクレジットカードのみで後日、明細が郵送、若しくはメールで送られてきます。詳細は:361-4681、361-4682(英語可)

 携帯電話の機種によってノート・パソコンとの接続方法が違います。詳細はオクトゴンM1Oktogon交差点にあるノート・パソコン専門店に問い合わせましょう。殆どのお客さんは外国人ですので店員は英語かドイツ語を話します。

Notebook Computer: 1067 Budapest Terez krt.11 tel.478-4070 babos@mail.matav.hu


郵便・インフレで値段がころころ変わる!

 日本への葉書の値段160フォリント、封書240フォリント(20gまで)2005年9月1日より

 航空便ではがき、封書をブダペストから日本まで送ると早ければ4日、普通は7-10日かかります。ハンガリー国内若しくは近隣諸国へは早ければ翌日、遅くても8日で到着。地方都市から出すと若干遅れがちになります。

 航空便で送る場合はAir MailまたはLegipostaと書き入れます。

 郵便局 Postaの営業時間は大体が平日8-18時まで土曜が14時まで、24時間営業の郵便局が東駅にあります。でも最近は土曜日休業の郵便局が増えました・・・


チップ・出す方ももらう方もスマートにしたいんだけど・・

 ハンガリーにもチップの習慣はあります。レストランでは料金の10パーセント、タクシー10%、美容院等15%、枕銭200フォリントが目安。勘定にサービス料(Szervisz)が含まれている時は払う必要なし。

 変わっているのが勘定の済ませ方。例えば8000フォリント食べて1000フォリントチップをあげようと思い、ウエイターに一万フォリント札を渡す場合“1000フォリントのおつりを返して”または“9000フォリントからおつりを返して”と言います。何だか味気ないと言うかほろ酔い気分も一気に覚めるひどく現実的なお金の数え方です。

 最後にトイレチップですが、ハンガリーではトイレ使用料と思ってください。掃除のおばさんが値段を掲げ入り口でどっかり座り、おつりを用意して待っています。“表示されている額より少なくても気持ちがあればいいでしょ。”なんて情緒に訴えても、厳しい社会主義を通り過ぎてきた人たちには通用しません。


祝祭日・少ない祝日、祭りを楽しもう!

2005年の祝祭日は以下の通り。 
 
1月1日
新年・・前日は遅くまで飲み過ぎた。この日は外食する家族が多い。

3月15日
革命記念日・ハンガリーの3色旗のバッジを胸に付け英雄広場に人々が集合。各政党首がスピーチ。                                   
3月28日
イースターマンデー・男の子に香水を振りかけられたら女の子はお返しに卵型のチョコをプレゼント。

5月1日
メーデー

5月16日
聖霊降臨祭

8月20日
建国記念日・聖イシュトヴァーン大聖堂で聖体顕示箱を間近で展示。ブダペストではゲレルトの丘や国会議事堂近くから賑やかな花火が。

10月23日
共和国記念日・コシュート・ラヨッシュ広場でスピーチ等が行われる。

11月1日
諸聖徒日・2000年から指定された休日。西ヨーロッパ諸国では以前から休日だった。

12月25日、26日
クリスマス・日本の正月同様、家族で厳かに。


治安・怖がる必要はないけれど

 一般に旧社会主義国は治安がいいと言われていますが、最近は確実に犯罪件数が増加しています。ローマやパリ、ロンドン、マドリッドに比べるとまだまだひよっこですが、どちらかと言うと刃物やけん銃が出てくる傷害、強盗事件は少なく、スリの犯罪がよく聞かれます。市内の交通機関、特に地下鉄がスリの仕事場。

 乗り込む瞬間に、スリの集団が集まってきてターゲットを囲みます。どさくさに紛れて財布を失敬。(カードだけすられたアメリカ人を見た)乗り物が来るぎりぎりまで周囲に目を配り、閉まる瞬間に別のドアへさっと乗るのが取りあえずの防止策。

 1998年から地下鉄の治安を守るため、専属の警備員が配置されてからは極端にスリが少なくなりましたが、油断は大敵!もちろんターゲットにならないことが一番良い!

 偽警官がパスポートや財布を調べると偽ってお金やカードを抜き去り、“ご協力ありがとうございます。”の言葉と共にドロンという、ハンガリー警察の信頼を一夜にして崩してしまうという残念な事件も頻発しています。制服を着ていない警官が、観光客に声をかけることはありません。但しあまりにも悪名高かったためか、一斉検挙で以前に比べて被害にあった話をめっきり聞かなくなりました。

 夜9時過ぎになりますと、酔っ払いや不良達が元気づいてきます。

 無用な外出はご禁物。

 夜遅くなるときはケチらないでタクシーを使いましょう。日本と比べれば安いものです。でもあなたの命はお安くないでしょう?

 万が一犯罪に巻き込まれてしまったら、真っ先に警察へ電話!どの電話ボックスからも無料で局番無し107へ。英語のオペレーター不足のためか、多少手間取りますが。

 パスポートを紛失した場合、警察の紛失届を手に入れてから在ハンガリー日本大使館へ行きましょう。警察では英語の通訳なら早ければ30分で来ます。日本大使館:電話番号は398-3100、住所ザライ大通りZalai ut 7。

 中心地から少し離れているので、タクシーで向かった方が無難。その他、特に急ぐ用事でない方は、モスクワ広場Moszkva ter, M2から158番のバスに乗って10分くらいの所Zalai ut下車。急な坂を100mほど上がると、真新しい日本大使館が右手に見えてきます。

 地球の歩き方に書いてあったり、添乗員が案内したりしますが、パスポートはコピーではなく必ず本物を常時携帯してください。警察に尋問されたり、何か事故に巻き込まれたときなどコピーでは事が済みません。(特に若い男性の一人旅行者が一番警察に尋問されやすいです。パスポートのオリジナルがなかったら留置所行きです。一応共産国でしたので人権は軽いですよ。)


病気・ケガ・どんなに気を付けてはいても・・

 気を付けていても不慮の病気、事故は防げないもの。軽い風邪などで薬が欲しいと思っても、ハンガリーでは処方箋がなければ風邪薬さえ購入できませんので、常備薬は日本から用意しておきましょう。

 また重い病気、大きなケガの場合、ハンガリーに知人が居ないのであれば、頼れるのは日本大使館ではなく海外旅行保険(生命保険や損保なども)と英語の通じる病院になります。

 緊急を要するケガ、病気は勿論のこと、保険に加入していることさえ証明できれば、現金なしでも治療を受けることができます。それでも日常英会話程度では意思の疎通が足りないと思うので、事によっては日本語の通訳が必要となるでしょう。救急車を呼ぶ電話番号は104若しくは311-1666(自分で電話することはないと思いますが・・・)。


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