買物・いいもの買いたい!
     2005.Oct.

営業時間・日曜はだめよ

 お店の営業時間は月から金曜日が10-18時、土曜日が9-13時。最近は土曜日の営業時間を延長する店が増えてきました。

 日曜日に開店している店は西側諸国と同様少なく、観光相手にしているお土産屋か大きなデパートになります。

 食料関係特に市場など朝早く7時台から17時まで(爺さん婆さんは朝早いのか?6時に開ける野菜スタンドもある!)、また22時まで営業する店もあります。

 ハンガリーのコンビニエンスストア24時間営業のABC(食料品や日用品)、または店が併設されているガソリンスタンド有り。

 最近は外資系の郊外型ハイパーマーケットがたくさん進出、観光客でも地下鉄やバスで行かれる場所にもできました。イギリス系のハイパーマーケット・TESCOはクリスマスなどの特別な祝日を抜かせば日曜日でも24時間営業。

 地下鉄で行かれるTESCO:M3 Ujpest-Varoskapu下車


お土産・先に済ませば気が楽になる

 社会主義が崩壊して10年以上経ち、西側のメーカーや製品が続々入ってきているとは言え、ブランド品や化粧品の種類はまだまだ浸透していません。ロンドンやパリのようなブランドで固めた免税店は、ハンガリーではあきらめて。それでもベネトン、ボス、カルヴァン・クライン、ヴェルサーチ、ディオール2001年7月からデアーク広場近くのメリディアン・ホテルにアラン・マヌカンが登場!などの専門店は市内でも目につくようになってきました。

 そのかわり、旅行中自分の不在時期に代わりに得意先まわりをしてくれている同僚や、2週間の旅行に苦虫つぶした課長さんをなだめるための、ハンガリー特産のお土産は数多くあります。 

カロチャ刺繍・テーブルクロス カロチャ刺繍・衣装

 ブダペストから120km南の村で今なお手作りによって生産されているカロチャ Kalocsa 産刺繍が、ハンガリー刺繍の代名詞で一押し。小さいコースターくらいのものから2m以上のテーブルクロス、更には民族衣装に仕立てているものから人形、日傘までカラフルな模様が目を楽しませてくれます。但し値段が結構張るので、カロチャ産に似せた機械折りやトランシルバニアのアップリケを屋台で求めればお安くあがります。

 日本でも人気の高い磁器ヘレンド Herendはハンガリーの海と言わしめるバラトン湖近くの街の名前で、1826年から生産が開始されました。パリやブリュッセルの万博で金賞を受賞したような有名メーカーで、19世紀に貴族や財閥(ハプスブルク家、ロスチャイルド)御用達でもありました。現在も貴族ご使用と同じデザインのものを購入することができるので、一つそろえて贅沢にアフタヌーン・ティーでも楽しんでみては。日本人受けしやすいシリーズとしてはヨモギ色を基調としたインドの華、上品なバラの柄を白地に書いたウィーンのバラなど。

ヘレンド・インドの華シリーズ
「インドの華」シリーズ
 
 市内には当然直営店があるので覗いてみてください。ヴァーツィ通りから一本入ったKigyo u. 5、 M1の発着駅Vorosmarty ter. に近いJozsef Nador ter 1, またブダ側ではヒルトンホテル近くのSzentharomsag u. 5でインドの華やウィーンのバラが咲き乱れています。一応セット売りが基本なので、コーヒーカップ1脚しか求めない等の場合は、店員に確認して。普通の土産屋でも扱っていますが、正規の販路ではないため2-3級品が目につくこともあり。

 ハンガリーを代表する磁器メーカーでジョルナイ Zsolnayも有名。マーチャーシュ教会、中央市場、応用美術館の屋根には使われているタイルは全てジョルナイ。街中にはたくさんの直営店がありますが、Kigyo u.にあるヘレンドの向かい側の店がわかりやすいでしょう。個性的で好みを選ぶデザイン、絵柄そして赤や緑のメタリック系置物なども有り。お値段はヘレンドに比べるとかなりお手頃。

 お手頃と言えば、スイス、ドイツ、アメリカなどで人気の高い受注生産のアイカ・クリスタル Ajka kristaly。ヘレンドの町の近くで生産されています。青、赤、緑、薄紫、黄色などを使ったカットグラスが主流。特に青は江戸切り子に似ており、日本の価格よりかなりお買い得。  

アイカ・クリスタル・グラス アイカ・クリスタル・グラス
 
 高価な飾り物より、もっと実用的なお土産を待っている隣のおばさんには、そう!“食”で攻めましょう。

 まず一番は当然パプリカこの味を日本の食卓でも味わうために、パプリカ・パウダーや半生タイプのチューブがあります。普通のスーパーで売っているものから、かわいらしい布の袋や箱に詰めた贈答用のものまで幅広く種類があります。からいパプリカErosからあまいパプリカEdes, Csemege(実際には甘くはない)まであり、店頭で迷って立ち尽くしてしまいます。(日本の醤油的存在ですからね。レストランによっては各テーブルにおいてあるコショウ、塩にプラス、パプリカ・パウダーを用意している所もあります) 

フォアグラの缶詰

 世界3大珍味のフォアグラ Libamajを忘れてはいけません。黒地に金色ライン、ハンガリー国旗の赤、白、緑のラインが入った缶詰が目印です。(最近は有名レストランのグンデルGundelや他のメーカーのものも出始めました。)75gから400g以上のサイズがあり、中には世界3大珍味のトリュフが一緒に入っているものもあります。非常に高級感がありますが、お値段は日本で購入するよりずーっとお安い!

 違う土地に行ったら、やはりそこの地酒を楽しんでもらわねば。トカイ・アスー
手始めに食前酒パーリンカ Palinkaはいかがでしょうか。アプリコットBarack、プラム、ブドウ、洋梨などのかわいいボトルでお土産にぴったり。お勧めはアプリコット。特にケチケメート産が最高です。

 また世界3大貴腐ワインとして知られているカイワイン Tokajは強い甘みがあり、フォアグラなどに合います。


免税・手続きは簡単

 ブランド品で固めた旅行者向けの免税店は、前述の通りまだお目見えしていませんが、(これからも登場するか否かは誰も知らず)Tax Freeの表示のある店で手続き可能。1カ所につき5万フォリント以上買い物をした時に適応、免税の手続きに必要な書類を用意してもらい、飛行機で出国の際(電車・バスにて出国の場合はまず無理)チェックイン後、税関で未使用の製品を係員に提示、スタンプを書類にもらって待合ロビーのTax Refundで手数料をひいた税金分をもらってください。日本円にして2万8千円ぐらいの買い物で、カロチャの刺繍かヘレンドの磁器等、購入するときに免税できるかどうか確認するといいでしょう。(アンティークなどはどんなに高価でも免税の対象になりません)


アンティーク

 ブダペスト市内には、ヴァーツィ通り周辺だけでも10軒以上のアンティーク屋があります。アンティークと言っても数百年前の古書から、共産時代の赤い星の付いた勲章まで時代も様々。

 主に土日に開かれる青空のみの市では、観光客相手のヘレンドやテディーベアだけでなく、地元民に興味のある古着や機械の部品まで覗くことができます。運がよければ、お値打ちものをそこそこの価格で手に入れることが出来ます。

 ハンガリーならではのお勧めアンティーク品は、やはり焼き物代表格ヘレンド、ジョルナイ、そしてドイツ語の古書、共産時代の遺物(軍人のバッジ、軍服からレーニンの銅像まで)が挙げられます。ヴィンテージ・カメラは注意を必要とします。有名メーカーのライカは、製造ナンバーが入っているボディーに他の安いカメラ(旧ソ連製のゾルキなど)を継ぎ合わせて売られていることがあります(売っている人さえ知らない場合があるので余計たちが悪い)。

 蚤の市で専門的に商品を並べているブースは、市内に店舗を持っている可能性がありますが、値引き交渉はやはりのみの市での醍醐味、十分に楽しんでください。但し敵もさるもの、外国人観光客にはなかなかまけてくれませんが・・・

 また、地方都市でも頻繁にのみの市が開催され、アンティークが売られています。その他、頻繁に市内で開催されているアンティーク・オークションを覗いても楽しいです。  

Falk Miksa u.   ファルク・ミクシャ通り

国会議事堂とSzent Istvan krt.間のアンティーク通り 月-金10-18 
土10-13時
家具など大物が主で在留外国人御用達。ユダヤ系経営が多くなかなか商売上手。
Ecseri Piac 
エチェリ骨董市
M3Hatar utから54番のバス、または2,2AトラムでBoraros terから54番のバスでHasznalcikk下車 月-金08-16 
土07-15
中欧で有数の規模。プロを対象にしている所が多いので大幅な値引きは困難。
Bolhapiac 
蚤の市
英雄広場のある市民公園内。M2Astoria近くのシナゴーグ脇74番トロリーでHermina ut下車 土日07-14 冬場は古着などが多くがらくた市と言った感がある。コイン・書物関係のコレクターは必見。
 

市場、スーパーマーケット、百貨店
やっぱりハンガリー人の生活を知りたい

 お土産お土産したものには興味がない!と言う方から、市民の普通の生活を垣間見たい方まで楽しめるのが、市場やスーパーマーケット。

 中央市場のような立派な建物を始め、市内には大小たくさんの市場があります。ヨーロッパ旅行で不足がちなビタミン、ここでフルーツを市場で補給するのもよし。特に旬で楽しめる果物を紹介すると、4月下旬から5月はイチゴ、夏のスイカは勿論のことプラムなど、8月くらいからはブラック・ラズベリーが最高です。9月から洋なしや桃、ブドウなど。その他、通年ハウス栽培や輸入された果物が目を楽しませてくれます。
スーパーマーケット・SMATCH
 スーパーマーケットは最大のオーストリアのチェーン店ユリウスJulius Meinlが小ぎれいです。
(税優遇措置の期間が切れたため2001年から多くのユリウスの店舗が撤退し始めています)

(ユリウスは殆ど撤退、それに換わりMatchが登場。中心地では20時まで営業!2005年10月)

 パプリカ味のポテトチップス、マギーやクノール製インスタントグヤーシュ・スープの素、ちょっとすっぱくて女性に人気のサクランボの水煮等を購入してみては。

 土曜の午後、日曜日も営業しているスーパーマーケットはM1 Oktogon近く、またデアーク広場47、49番の路面電車発車方向にあるロスチャイルドRothschildになります。M3 Ferenciek tereのMatchは土曜は18時、日曜日は12時まで営業。 

 ブダペストでは百貨店が雨後のタケノコのように、売上計画を無視してつくられています。市民に一番親しまれているのはM3 Gyongyosi u.にあるドゥナ・プラザDuna Plazaです。土日祝日も営業しており、映画館、ボーリング場、スケートリンクを併設するブダペスト屈指の百貨店です。(日本と比べるとかなり遜色しますが・・)若者たちがいつもいっぱい活気があります。

 また1998年にできたM2 モスクワ広場Moszkva ter近くのMammut(マンモスの意)は、近場で便利です。更にミレニウム間近の11月には、中欧最大のデパートWestendcityM3 西駅Nyugati pu.のすぐ裏に登場、どの百貨店も余り代わり映えしないテナントばかりで、立地の良さと付加価値(映画館など)で勝負が決まる下克上になってきました。(↑2005年現在Westendcityが一番人気かな。)


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